活動テーマ
ペットとの共生推進協議会活動テーマ
こうした中で、ペットの飼育は、人に癒しを与え精神的な安定感を取り戻すとともに、健康を維持・促進する等社会生活の安定に大きく寄与するものとして注目されています。

ペットを飼育することによる人への医学的、科学的効用についての最近の研究では、精神的不安感が軽減する効果が認められたほか、高齢者がペットをなでることで高血圧が改善したり、衰えた身体機能のリハビリに役立つ等の報告が行われています。
これを受け、ペットを医療の現場に取り入れる総合病院(聖路加国際病院など)が現れるなど、ペットを医療の分野で活用する「動物介在療法(アニマル・アシステッド・セラピー)」も盛んになりつつあります。
また、高齢者にとっては、動物との直接的なふれあいはもとより、散歩などで出会う不特定多数の人々とのペットの話題を通して、自然な交流が図れることは孤独感を癒すことにもつながり、新たな心の張り合いをもたらし、生き甲斐づくりや地域社会への潤滑油としての役割など、ペットを飼育することのメリットは計り知れません。

幼少期に動物とのふれあいを体験・経験した子供たちは、動物に対する正しい知識を持ち、やさしさや思いやりなど豊かな心を持って大人になり、動物愛護の精神を広く伝えることができる。
これこそが、動物愛護法の目的にあるように、「国民に動物を愛する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資する」に適うものとなります。
また海外でも教育機関や更生施設などにおいて、ペットは人の心身の健康増進に寄与することについて着目し、責任感や命の大切さを教えるために、一人ひとりに動物飼育を任せ、愛情のこもった世話を通して心の健全化を図るなどの実績を上げています。
本会の設立の目的は、ペット飼育の効用についての情報の収集、分析、提供を行い、より多くの家庭におけるペットの飼育の拡大を促進するとともに、正しいペットの飼育方法や健康で健全なペットを飼育する上で必要な情報をわかりやすく発信することにあります。
すなわち、少しでも多くの国民に対して動物愛護精神に基づく正しい飼養を促進し、人とペットとが共生するより良い社会の実現を目指すことにあります。
- ペットの重要性の研究、啓蒙・啓発活動
● 研究調査事業の支援(医療上の効果、生活に与える効果、教育効果)
● 啓蒙、啓発活動(医師、メディア、ペット関連者) - 人の高齢化での飼育問題とその有効な手段の研究調査事業
● 研究調査事業
● 高齢者にとって難しいペットの終生飼育に対するサポート事業
● 高齢者に適合するペットの案内、情報提供事業 - 生体の健全な安定供給体制への協力・支援
● 供給体制の研究調査
● 健全な繁殖及び安定供給の管理、支援対策
● 感染症対策
● 愛護、管理対策
● サポート事業
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