
[第14回テーマ]共生から共創へ
動物福祉とワンヘルスを考える

基調講演講師/ゲストパネラー
公益財団法人日本ヘルスケア協会 代表理事
今西 信幸 先生
医薬品メーカーにて長年にわたり経営および研究開発に携わった後、公益財団法人日本ヘルスケア協会の設立に参画し、現在は代表理事として人と動物の健康を統合的に捉える「ワンヘルス」理念の普及に尽力されています。
ヘルスケア分野における豊富な経験と専門知識を活かし、医療・介護・動物福祉を横断する新たな共生社会の構築を推進。
本シンポジウムでは「ペットパスポートと未来の人とペットの共生社会」をテーマに、国際的な視点から人とペットの健やかな関係づくりについて包括的な見解をお話しいただきます。

パネリスト
日本獣医生命科学大学 特任教授
田中 亜紀 先生
動物福祉学の第一人者として、国内外での研究や教育活動を通じて、人と動物のより良い関係構築に尽力されています。
行動学・福祉学の専門的視点から、動物の感情やストレス評価に関する最新の知見を紹介し、人と動物の幸福の共存を目指す理論的基盤を提供。
本シンポジウムでは、学術的立場から「ワンヘルス」と「動物福祉」の融合がもたらす新たな社会モデルについてお話しいただきます。

パネリスト
環境省 自然環境局動物愛護管理室長
石川 拓哉 室長
環境省における動物愛護行政の中核を担い、動物の福祉と人との共生を推進するとともに、ペット防災や災害時の動物救護体制の整備など、幅広い分野で政策立案と現場支援に携わっておられます。
本シンポジウムでは、行政の立場から「福祉・ワンヘルス・防災」をつなぐ最新の取り組みを紹介し、人と動物が安心して共に生きる社会の実現に向けた展望をお話しいただきます。

パネリスト
イオンペット(株)取締役・獣医師
小倉 政光 先生
全国に展開する動物病院ネットワークの運営を統括し、臨床現場での豊富な経験と経営的視点の両面から、動物医療の質の向上と社会課題の解決に取り組まれています。
地域連携や人材育成を通じて「動物医療の持続可能な発展」を推進し、現場から見た課題と実践的な取り組みを具体的に報告。
本シンポジウムでは、動物医療と福祉の現場から、人と動物の共生社会に向けた新たな可能性を提起いただきます。

ファシリテーター
ペットとの共生推進協議会 副会長
シンポジウム実行委員長
一般社団法人 人とペットの幸せ創造協会 会長
越村 義雄
長年にわたり動物福祉と人との共生推進に携わり、産業界・行政・教育機関をつなぐ架け橋として多方面で活躍されています。
ヘルスケア分野や社会貢献活動における豊富な経験を活かし、「動物福祉」と「ワンヘルス」の両面から包括的な視点を提供。
本シンポジウムでは、各分野の専門家をつなぐファシリテーターとして、議論を深めながら共生社会の実現に向けた展望を導きます。

会長挨拶
第14回ペットとの共生推進シンポジウムの開催にあたり、ご参加の皆さまに心より感謝申し上げます 。
本シンポジウムは、 「人と動物の真の共生」を目指し、人とペットが健やかに暮らせる社会づくりを推進してまいりました。今回は「ペットとの共生から共創へ!ペットが拓く豊かな社会」をテーマに、ヘルスケアと動物福祉の視点から、その関わりが心身に与える価値を考えます 。基調講演では「ペットパスポートと未来の人とペットの共生社会」を通じて、国際的な視点から共生の新たなかたちを探ります 。また、パネルディスカッションでは「福祉・ワンヘルス・防災」をキーワードに、人と動物が支え合う社会の実現に向けて意見を交わします 。
ペットは家族の一員であり、私たちの健康と幸福を支える存在です 。本シンポジウムが、人と動物が共に生きる社会の可能性を共に考える機会となれば幸いです 。
ペットとの共生推進協議会 会長

