子どもが自分でお世話できる昆虫は? ダンゴムシ・カタツムリ・バッタなど、野菜や草を食べる“草食系”の虫は、エサが手に入りやすく、子どもと一緒に飼育しやすい虫です。 一方、トンボ・テントウムシ・カマキリなどは、生きた虫を食べる“肉食系”です。 エサが手に入りにくいので、はじめて飼う場合は“草食系”がおすすめです。
家で飼育できる草食系の昆虫をご紹介します。
カブトムシ
とにかく丈夫なので、少々扱いが雑でも飼うことができます。
餌はスイカの皮や昆虫ゼリーなど。
男の子に大人気の虫の王様です。
クワガタ
飼い方はカブトムシと似ています。
挟まれると痛いので、その点は注意。
バッタ
餌は草なので、食べ物の調達は簡単です。
しかし、たくさん食べることと、飼育ケースの中では草が長持ちしないことから、大量の草が必要です。たくさん飼っていると、庭の草があっという間に無くなっていきます。
大量の草とフンの分だけ、掃除も必要です。
ダンゴムシ
容れ物と枯れ葉があれば、住み家+食べ物の問題は解決です。
他にもいろいろと食べるので、何を食べるか試してみることも楽しめます。
掃除も、フンが溜まったら取り除くだけです。
持っても痛くないし、動きがゆっくりで捕まえやすい。
オケラ
飼い方としてはダンゴムシと一緒です。
ただ、食べ物が落ち葉でない分、ほんの少しだけ大人の手が必要です。
食べるのは植物の根なので、子どもがその気になれば集めることができます。
子どもが自分で世話をできる生き物かどうかは
エサを確保できるか
生き物の住み家を作ることができるか
水替えや掃除ができるか
で判断します。「大人に手伝ってもらうことなく、世話をすることができるか」を考えると、餌やりが簡単で、身近にいる生き物が飼いやすいことが分かります。
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