野生のうさぎは、野山を駆け回ってかなり動き回っているようなイメージがありますよね。 天敵から身を守るために、逃げ回ったり食料を見つけるために駆け回ったり、毎日大忙しです。
ですが実は、うさぎは1日のほとんどをじっと過ごしている動物なのです。
飼われているうさぎの場合は、もともとそれほど運動量は多くありません。そのため、遊ばせ過ぎるとかえって疲れがたまってストレスになることもあるようです。犬や猫のように、飼い主さんが運動の時間をきちんと確保するというよりは、ケージの中で遊びたいときに遊べる環境を作ってあげることや、気分転換ができる程度の遊びを確保してあげることが大切です。
お散歩はさせてあげた方が良い?
完全室内飼いのうさぎを、わざわざお散歩に連れ出す必要性はあまり高くないようです。ただ、気分転換に青空の下につれていってあげたいと考える飼い主さんもいるでしょう。この場合、安全な場所を選んでハーネスや首輪、リードをつけて迷子にならないように気を付けた上で外につれていってあげるのも1つの方法です。
涼しく気候が穏やかな季節や時間帯であれば、屋外の散歩も良いリフレッシュになります。しかし、カラスや犬、猫などの天敵から襲われないように、くれぐれも注意しましょう。
また、野草には毒のあるものも多いです。うさぎがかじってしまわないように、目を離さないようにしましょう。
適度な運動量とは?
うさぎの運動量は、とくに1日何時間と決められているわけではありません。 そのため、その子が満足するまで運動させてあげるのがベストです。
しかし、どれくらいの時間が満足するのか、いまいちわからないという場合もあるでしょう。 そんな場合は30分~2時間を目安に、ケージから出してあげて下さい。
うさぎは、運動好きとそうでない子がいます。 無理に運動させてしまうと、逆にストレスになってしまうこともあるので要注意です。
うさぎが好きなときに運動できるように、出している時間はサークルで囲ってあげるのもおすすめです。
運動不足になると生じるトラブル
うさぎが運動不足によって生じるトラブルは、やはり「ストレス」です。
ストレスは、体の免疫力を下げてしまうなどの健康に害を及ぼすこともあるので、極力与えないようにするのがベストです。
またうさぎがストレスを抱えると、夜中にケージを噛んだり足ダンをしたりして、飼い主さんの生活にも支障が出ることもあります。
このようなトラブルを避けるためにも、うさぎが運動不足にならないように注意が必要です。
うさぎの運動不足はストレスの元
運動不足を解消するべく、お部屋に放してあげたりうさんぽに行くなど、適度な運動が必要です。
しかし、うさぎの場合多くの運動量を必要とはしていません。 30分~2時間を目安に、うさぎの様子を見ながら運動してあげるようにしましょう。
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